6年トレマ 対日置荘西、浜寺昭和戦
試合をしていただきました、日置荘西・浜寺昭和の皆様ありがとうございました。
さて先週行われた中央杯でのゲームを振り返り
よかった部分・悪かった部分をトレースし
ボードを使い、
フットボールIQを高める取り組みをしました。
やはり一番大きな差を感じたのは、想像力や予測・判断など
サッカーにおいて最も重要とされる部分の差
を大きく感じました。
そして、本日のトレーニングでは、
攻撃と守備における”判断”と”直感”にフォーカスしました。
「判断」と「直感」の違いは?
時間をかけ考えて出した答えが「判断」
短時間で感覚的に出した答えが「直感」
となりそうですが、
脳科学的に言うと、
「判断」はある程度、意識的に答えを出すもので、
「直感」は、無意識的になんらかの決定ができるものと考えられています。
ことサッカーにおいては、判断、直感共に「予測」を前提に行わなければ
正しい答えは導くことはできません。
また「判断」と「直感」では、脳の活動する場所も違い、
判断は”前頭葉”
直感は”線条体”を使っている事が多々あると言われています。
サッカーをする上で、最も重要な部分として、
リフティング技術
ドリブル技術
キック技術
など、単一的テクニックではなく、
フィールド内における状況下で
脳の中であらゆるものを検索して正解を求めるの意識的な判断をし、
最適な選択を瞬時に引き出す直感を遂行するための、
ドリブル・パス・コントロール・シュートが必要と言うこと。
では、こうした感覚を育てるにはどうしたらいいのか?
普段のトレーニングやゲームで起きたプレーにおいて
「ここはこうやって動こう」
「このプレーはボールをどこに置く」
「戦術的にもこうしよう」
など、できるだけ具体的・意識的に取り組みこだわる事が大切ということ。
そして、大事なのは、頭の中でプレーに対しての場面設定をできる限り多く
イメージしチームとして共有していくことです。
今日のトレーニングの際、選手たちに同じような質問をしましたが、
普段からそういった取組みを自らできていたのは12名中、残念ながら3名ほどでした(笑)
たくさんのプレーを何度も何度も繰り返さなければいけないわけではなくて、
ひとつのプレーでも、それに対するオプションをたくさんイメージできればいい。
そういった直感的な判断を積み重ねる事で、
瞬時のプレーができたり、
意図的にイメージしたり、
練習していることが無意識的に表れていきます。
単に瞬間的場面などをイメージをするのではなく、
その前後1分以内のプレーイメージを意識できれば、なお効果的。
また、掲示板への書き込み。
これも有効に使いたい。
頭でプレーをイメージしながら書いているときには、脳の中ではトレーニングをしているのに近い状況になっています。
結局のところ、意識的なトレーニングの積み重ねが、素晴らしい選手につながると言う事。
さて、いよいよ10月も終わりをむかえ、
残り5ヶ月と少しとなりました。
ただ今どんぐりの背くらべ真っ最中。
一歩先に抜け出すのはいったい誰か楽しみだ。