本日ご招待頂きましたオーパスワンの皆様、また対戦頂きましたレガテ三宝の皆様ありがとうございました。
今日のチームの決め事は、どんな時もサッカーができる幸せを
喜びと言う表現を外向きに魅せると言う事でした。
ゲームの結果は4チーム中3位と4位でしたが、
笑あり、涙ありで全員で目標をクリアできました。
来週の秋季大会に向けいい経験になったと思います。
15日Futsal大会についての感想 みよしコーチ
Futsalではコートが狭い中で、オフの選手の動き、感覚がとても重要となりました。
GOOLとGOOLが単純に近いので、ほんの心の隙間が、そく失点の匂いがましていましたね。
何気ない予測・体の使い方が大きく影響してきます。
また、スペースがあまりなかったのも功を奏して、相手を背負いながらボールを受けるシーンが多く、技術トレーニングの場としてとても良い経験ができました。また、次への取り組みへ、ステップアップできそうです。
さて技術面は以上にし、
本日の目的、課題についてコーチも選手もともに学び、秋季大会へ向けいい準備を心がけました。
今日みんなに多く伝えた部分は、サッカー以外(実はこれも含めてサッカーですが)の部分です。
自立する。会話をする。サッカーを楽しむ。感謝するetc…
精神的な部分が、サッカーにおいて及ぼす影響についてどれだけ大切かです。
とくに、会話についてゲーム中に行われるコーチングは近年多々close-upされ、取り入れる傾向にありますが、
「本気でやれ」「全力で走れ」「負けるな」など
これらはコーチングではなく、指示命令なだけで、受け手にとってはリスクしかないよね?
よきコーチングやアドバイスとは、負けない為に、全力でする為に何をどうすればいいのかを考えさせ、伝える手法なのでぃす。
皆の心のバロメーターが、いらだちや焦りにより、ゲームの流れがどうなったか?
全力で力いっぱい取り組んだ事で、身体的変化や思考がどうなったか?
など、今日1日で沢山学べたはず。
勝利へのこだわり
もちろん大切です。
でも、まずは◯◯を◯◯◯でしたね^ ^
今日の皆の笑顔は最高でした★
以下余談
山下コーチがよく話されるゴールデンエイジについても、コーチ間で再認識をしました。
ゴールデンエイジとは、簡単に言うとセンス(応用力)を磨くことのできる時期です。
見たものを神経系に伝達させ、いとも簡単に動作へ移行できるファンタジックな期間。
運動神経が良くなる・スポーツが上手くなるための大切な時期として良く使われていますが、スポーツだけでなく色々なジャンルで何かを上達するのにとても重要な時期とされています。
ゴールデンエイジと言っても”プレ・ゴールデンエイジ””ゴールデンエイジ””ポスト・ゴールデンエイジ”と3歳から14歳までの期間を神経系の成長度合いで3つに別けられています。
一般的に9歳~11歳までの期間に、安定し著しく成長が見られる事から
その期間をゴールデンエイジと呼ぶ事が多く認知されていますが、成長には当然個人差があるので、その期間に限定したり、また周りの子供達と差が出たりする事を焦る必要はありません。
またこれは遺伝子的な差はなく、誰でも平等に訪れる成長のチャンスでもあります。
しかし、このゴールデンエイジの裏に隠れる身体的な部分とは別に、精神的発達において、見落とされ易い部分があります。
それは急激な脳の発達により、感受性がとても豊かになると言う事です。
例えば、今まで1秒に感じていた時間が10倍の長さに感じるくらい、すなわち1秒が0.1秒位に感じると言っても大げさでは無いかもしれません。
そのため、子どもは人の言葉の奥にあるものや、表情、トーン等を敏感に感じとったりします。
この時期は自分でも理解できない感情に振りまわされ、自分をもてあまし、苦しみます。思春期の子どもの心の中は戸惑いと不安でいっぱいなのです。
ですのでこの時期は、与える事と同時に、子どもの心の芯の部分を支え、不安や緊張で凍りつきそうな心をあたため直してあげることを大人が意識する必要があります。
10歳からの5年間は、子どもを可愛がる事のできる最後の時期でもあるという事です。
身体的成長と精神的緩和のバランスを大人が上手くコントロール出来なければならないと考えます。
(JFA指導指針、渡辺久子著《思春期の子供の心が分からなくなったとき》一部抜粋)