ヨハンク・ライフについて

ヨハン・クライフ
一言で言えば「偉大なオランダ人」

 選手時代に「誰も付けていないこの番号を自分の物にする為」と言い背番号14を背負い現在のオランダでは14は偉大な番号となっているみたいです。
ワールドカップで華麗なジャンピングボレーシュートを決めたことから「フライング・ダッチマン」(空飛ぶオランダ人)と呼ばれ、「トータルフットボール」をピッチ上で操りワールドカップ決勝まで進んだ。

引退後、アヤックス(オランダ)、バルセロナなどで監督を務めバルセロナではチャンピオンズカップ優勝させている。

最近の話で言うと、2010FIFAワールドカップではスペイン代表が見事に優勝しました。
そのスペイン代表は「FCバルセロナのサッカーだ」とよく言われています。
なぜなら、スペイン代表にはFCバルセロナのカンテラ(下部組織)で育った選手がたくさんいるからです。

カルレス・プジョル、シャビ、アンドレス・イニエスタ、ビクトール・バルデス、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツ、ペドロ・ロドリゲス、セスク・ファブレガス・・・

また、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”で、5-0の圧勝を収めたバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は、試合後の記者会見次のように語っていました。
「バルセロナの現在のスタイルを生み出したのは、ヨハン・クライフ氏とカルレス・レシャック氏(クライフの後任監督)にほかならない。わたしが何よりも誇りに感じていることは “カンテラ”(下部組織)の選手たちを最大限に生かし、コンビネーション、スピード、ボールタッチの3要素をすべて取り入れたバルセロナ伝統のサッカーを、今でもしっかりと踏襲できていることだ。これに加えて、独自のスタイルを確立した今のチームは、これまでチャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上最多優勝を勝ち取り、今シーズンはリーガ・エスパニョーラとCLで無敗を誇っていたレアル・マドリーという強豪相手に一歩も劣らない力を備えるまでになった。わたしは、今日の結果以上に、選手たちの素晴らしいパフォーマンスに心から満足している」

 バルサではカンテラの選手がトップチームに上がってすぐに試合に出ても戦術が理解できている必要がある事から、カンテラでもトップチームの戦術を指導しています。
これらのスタイルを築きあげたのがクライフだったと思います。

 このことから、今のバルサや、スペイン代表はクライフの産物と言っても過言ではないと思っています。
 もっと大きく言えば、クライフが築きあげたスタイルが近代サッカーの原点だとも思っています。

 もりわきがよく言う「みんなでせめて、みんなでまもる」は「トータルフットボール」の考えから来ています。

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