朝練

朝練

午前中、午後と終日を通し各学年の活動に参加しました。

今回は身体的な刺激ではなく、脳への刺激について
子供たちと時間を使いました。

朝練ではトレーニングにおいて露出する対人への「性格」について。

TR-Mではゲームから学ぶ「予測、判断」について。

「性格」については十人十色
しかしいい部分もあれば、悪い部分もあります。
まだ人間的に形成されていないこの年代。
人を知らず知らずけなしたり、愚痴をこぼしたりと
相手に対し不快感を与えてしまいがちな部分をトレースしコーチングしました。
もちろん、勝負、競争の世界ですので
そういった感情は露骨に出ます。ただその行為に対して
自分をイノベーションできるかで成長の角度に差が出ます。
子供たちは素直に自分の見直しができていました。
それが継続できるかが次の課題です。

また「予測、判断」について
サッカーとは、
カオスでありフラタクルなスポーツである
と言う理論があるように
いつ、だれが、何をアクションするのか分からない。
そう言った状況下で「人、ボール、スペース」の関係性から
自分が次にどのようにアクションを起こせばいいのか?
またどのように、体の向きを整えればいいのか?
予測する為に、過去数秒前の状況が把握できてるのか?
と言った事を身体を動かしながら、脳も運動しているか、しないかで
ゲーム展開は大きく変わると言う事を実感できたはずです。
またボールが自分の近くにない時
体は止まっていても、脳はフル回転しておかなくてはなりません。
前にも書きましたが、基本技術(止める、蹴る、ボールを保持する)がなければ
ボールポゼッションも出来ません。
しかし、技術があっても脳がなければ
それも同じです。
一つ一つのゲームがそれを磨く最大の材料です。
まずはそのゲーム1本1本に集中し、大切に取組む事が上達への近道です。

「呼応する」
今回子供たちから非常に大きく感じました。
呼びかけに対し「答える」のではなく
「応えよう」としてくれた姿が
とても可愛かったです。